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厚生労働省は2011年に「精神疾患」を、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の4大疾病に追加し「5大疾病」とする方針を決めました。
これは、精神科関連の患者数が増加し、国民に広く関わる疾患と判断した結果です。

近年の患者調査では、4大疾病で最も多い糖尿病患者数が約237万人に対し、精神疾患の患者数は、323万人と1.4倍にもなり、5大疾病中最も多い疾病が、「精神疾患」となります。
これには、精神疾患が多岐にわたり増加傾向にあるからと考えます。
ストレス社会でのうつ病、高齢化に伴う認知症等、皆様の本当に身近な疾病になりつつあると言っても過言ではありません。

当院は、精神科、心療内科を標榜する病院ですが、大きく分けて外来と入院に分かれます。

外来部門では、うつ病(躁うつ病)、統合失調症、パニック障害、てんかん等、様々な疾患を診察させて頂いております。
更に、精神科デイ・ケア、ショート・ケア、精神科訪問看護等、外来診察だけにとどまらず、患者様をサポート出来る環境を提供しておりますので、気軽に、ご相談下さい。
(詳しくは、ホームページの各部門をご参照下さい)

入院部門では、多職種(医師、薬剤師、看護師、精神保健福祉士、管理栄養士等)によるカンファレンス、精神科作業療法等を用い、患者様の早期社会復帰、退院支援に尽力しております。
また快適な入院生活が送れるよう、季節を取り入れた食事を提供しております。

診療時間・診察担当医のご案内

診療時間と診察担当医のご案内は、こちらからご確認いただけます。

診療時間・担当医のご案内

社会復帰に関する当院の取組

当院では、入院生活をされている患者様に対して、退院に向けた様々な活動を行っております。
それらを通して地域で生活できるよう、医師と看護師、また作業療法士、精神保健福祉士、管理栄養士などのコメディカルスタッフが患者様と一緒に考えていきます。

  • ・精神科作業療法
  • ・デイケア・ショートケア
  • ・生活技能訓練
  • ・退院前訪問指導
  • ・各種福祉サービス・社会復帰施設などの利用相談
  • ・訪問看護

精神科作業療法について

当院では精神疾患により生活に障害のある方々に対して個別あるいは他の人たちとの関わりや、具体的・現実的な作業活動を利用し、精神機能の向上、対人関係能力の改善、作業能力の改善などを図っております。

作業療法紹介

機能

手で作る

洋裁/編み物/革細工/陶芸/工作/籐細工/絵画/銅板細工/塗り絵/木工/園芸/料理

物作りを通じて色んなことを感じていただきます。「うまくできた!」「うまくできない」「プレゼントしたい」「挑戦したい」思いは様々です。
出来上がった作品は作者の思いの形です。物を作り上げる喜びを取り戻し、大切に育てあげていきます。

意識

模擬的に働いてみる

喫茶/園芸/木工

行動

外出してみる

散歩/買い物/地域での行事

人と関わることって大切だけれど、難しいことも多いですね。特に、何か切っ掛けがないと人と関わることって大変かもしれません。作業療法の多くは集団プログラムです。自然に無理なく人と関わる切っ掛けを提供できるよう心掛けています。人と関わることの喜びを取り戻します。

発散

楽しんでみる

映画鑑賞/カラオケ/卓球/体操(レクリエーション)/読書/音楽鑑賞

寝ている休み方に飽きたなら、少しずつ動き始めましょう。音楽を聴く、ビデオを見る、体を動かしてみる、読書をする、自分に合った休み方をしてみてください。
それが病気、疲労からの回復を促進します。

自立

退院に向けて

例えば料理・買い物・掃除・社会生活に向けての相談など。

社会生活に向けて、御飯を作る、掃除をする、趣味を持つ、体力を付ける、バスに乗る、などそれぞれの方に色々な課題があります。一人では上手くいかない事でもみんなで実践していきます。退院時にその経験を持ち帰っていただくことを目指しています。

イベント

スポット行事

お花見/夏祭り/バザールなど

医師、看護師、一般職員も参加し楽しくやっています。

精神科作業療法便り

作業療法室では、実際の作業内容を皆様に知ってもらうために精神科作業療法便りを年4回発行しております。下のリンクより内容を御覧いただけます。

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受診予約・お問い合わせ
073-444-0861